ヒゲ脱毛直後におきる
泥棒ヒゲについて

泥棒ヒゲは
時間と共に解消される

「泥棒ヒゲ」とはレーザー照射直後に、照射前に比べてヒゲが濃くなる状態のことです。
ヒゲ脱毛の照射をした直後は、泥棒ヒゲになってしまう可能性が高いです。初めてヒゲ脱毛をされる方は、脱毛したはずなのになんでヒゲが濃くなるのか疑問に思う方も多くいると思われます。しかし、泥棒ヒゲの症状が出ても、時間が経てば自然に解消されるので焦る必要はございません。

• 照射前

  

  剃毛してから一日経過した写真です。鼻下のヒゲが密集していて濃く見えます。

• 照射翌日※泥棒ヒゲ

  

  照射翌日、以前より鼻下のヒゲが濃く黒くなっているように見えます。これが泥棒ヒゲの症状です。

• 照射2週間後

  

  照射2週間後、ヒゲはポロポロと抜け落ち、泥棒ヒゲの症状も改善されていきます。

泥棒ヒゲの原因

レーザーの熱により毛が膨張して皮膚表面が黒く見える

医療レーザー脱毛は、黒いメラニンに反応して照射を行います。
黒い色に反応し、レーザーを当たると、レーザーの光エネルギーは熱に変わります。この熱が毛根にある毛を生やす細胞を破壊することで、脱毛が実現できるのです。
レーザーが与えた熱によって毛穴の中でヒゲが膨張し、ヒゲが外から見た時に照射前より濃く見えてしまうことで泥棒ヒゲのように見えてしまいます。

レーザー照射後燃えカスが残り皮膚が黒く見える

医療レーザー脱毛は、毛乳頭に熱でダメージを与えることによって毛の奥深くにある、毛を作る細胞を破壊することで脱毛効果が得られる仕組みになっています。
その際、焼き切られた毛は抜け落ちるまで肌の中に黒く残っています。

ヒゲが柔らかくなる

医療レーザー脱毛を受けたヒゲは柔らかくなることがあります。毛質が柔らかくなることによってヒゲが剃りにくくなり、剃り残しが増え、ヒゲが濃くなったように見えることがあります。
また、レーザーの熱によって毛先が丸くなり、剃り残しのように見えてしまうことも泥棒ヒゲの原因です。

泥棒ヒゲはいつまで続くのか

泥棒ヒゲは照射後、ほとんどの方が３週間以内で目立たなくなります。
・早い場合…３日〜５日
・通常の場合…６日〜１０日
・遅い場合…１１日〜２１日

施術してから通常の場合、１週間〜１０日を過ぎると脱毛効果があったヒゲはポロポロと抜け落ちるので、泥棒ヒゲも改善されます。
人によって毛質や肌質が異なるので、焦らずに髭が抜け落ちるのを待ちましょう。自分で毛を抜いてしまうと肌トラブルや埋没毛の原因になる恐れがあります。

増毛化、硬毛化と
泥棒ヒゲの違い

増毛化・硬毛化とは

医療レーザー脱毛を受けたヒゲは柔らかくなることがあります。毛質が柔らかくなることによってヒゲが剃りにくくなり、剃り残しが増え、ヒゲが濃くなったように見えることがあります。
また、レーザーの熱によって毛先が丸くなり、剃り残しのように見えてしまうことも泥棒ヒゲの原因です。

泥棒ヒゲとの違い

泥棒ヒゲは、増毛化・硬毛化とは違い照射後、熱で膨張した毛がに毛落ちず毛穴の中に残っていることで起きる現象です。
一番の大きな違いは、「増毛化・硬毛化」の場合１カ月～３カ月の間に発症しやすくなっています。「泥棒ヒゲ」は照射直後に症状が出るといった違いがあります。

泥棒ヒゲの対策と注意点

泥棒ヒゲは施術後自然に起きる現象のため、放置しておいても問題はありません。
しかし、泥棒ヒゲになってしまった場合は、下記の点を心がけましょう。

肌の保湿を心掛ける

丁寧にヒゲを剃る

毛抜きで無理にヒゲを抜かない