ジュール設定と火傷(やけど)の関係
リスクと脱毛効果のバランス。
それを左右するのはジュール設定です。

医療レーザー脱毛で適切な効果を与える為には、適切なジュール設定が必要です。
ジュールとは、医療レーザーの照射レベルを調節するものです。
ジュールと効果の関係性は、ジュールを低く設定するとレーザーの威力は弱く、ジュールを高く設定するとレーザーの威力が高まり、脱毛効果を上げることができます。
ジュール設定を高くすることで、高い脱毛効果を期待することができますが、火傷のリスクが高まることがあります。
ジュールを設定するうえで、基準にしていることは「肌の色」です。
黒色(メラニン色素)に反応するレーザーを使用しているため、黒い肌に高いジュール設定をしてしまうと、火傷のリスクが高まります。
肌色が黒い場合はジュール設定を低めにし、白い場合は高めにジュールを設定します。
また、火傷のリスクを避ける為に、ジュールを設定する際は、とくに下記の部位に注意するようにしています。
・乳輪周辺
・色素沈着している箇所
・ほくろ周辺
・毛が細い部位
・毛が太い部位
このように、リスクや効果を考慮して、個々の肌を見極め、適切なジュール設定にする必要があります。
可能な限りリスクを抑え、効果を高めるために
効果を実感し、リスクを抑えて脱毛をする理想のジュール設定は、「火傷(やけど)を起こす手前ギリギリ」です。
少しでもジュール設定を間違えると火傷を起こしてしまうため、十分な注意が必要です。
まずはリスクを回避するため、初回の照射は少し弱めの設定で照射を行います。その反応を見ながら照射ごとに徐々にジュール設定を上げていきます。
「これ以上設定を上げると火傷(やけど)するかもしれない」というラインが上限設定です。
どのくらいの肌の色ならどのくらいのジュール設定にするか?という大まかな判断は、医療従事者であればだれでも行うことができます。
しかし、細かい調整はある程度の脱毛経験がなければできません。だからこそ、経験の豊富な脱毛を専門としているクリニックを推奨しています。
メンズリゼの取り組み・対応

毎回、照射前に肌の色の確認を徹底しています
毎回照射前に、肌の色を確認し、ジュール設定をしています。
さらに、照射毎のジュール設定を電子カルテにて記録・施術者に共有しております。

万が一火傷(やけど)が起きてしまった場合、完全無料保証で対応致します
火傷(やけど)を起こさないために万全の注意を払っていますが、100%起きないとは言い切れません。
万が一火傷(やけど)が起きてしまった場合には、診察、治療、薬の処方など、全て無料で対応させていただきます。

再発防止のために全スタッフで状況を共有します
万が一火傷を起こしてしまった際には、その時の状況を細かく共有して、再発防止に努めております。