「ヒゲ脱毛って何回くらい通えばツルツルになるの?」
実は、必要な施術回数はヒゲの濃さや脱毛機の種類など、さまざまな要因で変わります。
本記事では、ヒゲ脱毛に必要な回数の目安や回数が変わる理由、少ない回数で効果を実感するためのポイントをわかりやすく解説します。
ヒゲ脱毛でほぼ自己処理が不要なレベルになるには、ズバリ、医療レーザー脱毛でおよそ10~20回の施術が必要です。
以下の表では、医療レーザー脱毛の場合に「どのくらいの回数でどのレベルに到達できるのか」を整理しています。
| レベル | 必要な回数 |
| 減ってきた実感が できるレベル |
2~3回 |
|---|---|
| 自己処理の頻度が 下がるレベル |
5~7回 |
| ほとんどツルツルで 自己処理がほぼ不要なレベル |
10~20回 |
ただし、あくまで表は一般的な目安です。
もともとヒゲが薄い人の場合、5回程度でほぼツルツルになるケースもあります。
一方、ヒゲの密度が高い方や肌の状態・毛質によっては、20回を超えてもツルツルにならない場合もあります。
脱毛方法には大きく分けて「医療脱毛」、「エステ脱毛(光脱毛)」、「家庭用脱毛器による脱毛」の3種類がありますが、上の表は「医療脱毛」の場合での目安回数です。
医療脱毛は高出力のレーザーで発毛組織を破壊するため、一定回数で半永久的な効果が得られます。
一方、エステ脱毛や家庭用脱毛器では発毛組織を完全に破壊できず、抑毛・減毛にとどまります。
そのため「◯回で完了」といった明確な区切りはなく、効果を維持するためには半永久的に照射を継続する必要があります。
言い換えれば、エステや家庭用脱毛器では「終わりのない脱毛」となるのです。
少ない回数で脱毛したい方は、医療脱毛を選択するのがおすすめです。
ヒゲ脱毛が1回で終わらず、複数回の施術が必要になるのは、毛周期が関係しています。
毛には「成長期」「退行期」「休止期」というサイクルがあり、脱毛効果があるのは成長期の毛のみです。
一般的に体毛のうち、成長期にある毛は約20%以下しかありません。
そのため、施術のタイミングで退行期や休止期にあった毛が成長期になるのを待ちつつ、間隔を空けながら複数回に分けて施術を行う必要があります。
さらに、ヒゲは体毛の中でも特に根が深く太いため、レーザーの熱エネルギーが伝わりにくく、成長期の毛の中でも効果を出すのが難しい特徴があります。
その結果、他の部位よりも多くの回数を重ねる必要があるのです。
ヒゲ脱毛に必要な回数は人それぞれで、誰もが同じ回数で効果を実感できるわけではありません。
その差を生み出す要因としては、使用する機械や施術者の技量、もともとのヒゲの濃さなどが挙げられます。
ヒゲは体毛の中でも特に濃く根深く生えているため、効果を出すのが難しい部位です。
この特性に合った脱毛機を使用しているかどうかが、効果に直結します。
医療レーザーの中でも「熱破壊式ヤグレーザー」は波長が長く、皮膚の深部までレーザーが届くため、ヒゲに特に有効です。
医療レーザーは体毛の黒色に反応して脱毛効果を発揮します。
ヒゲは濃く太く密集しているため、レーザーが強く反応しやすく、火傷のリスクも高い部位です。
照射の出力を下げることで火傷のリスクを抑えることはできますが、その分レーザーのエネルギーが十分に届かず、脱毛効果は弱まります。
つまり、火傷のリスクと脱毛効果はトレードオフの関係にあります。
このバランスを適切に調整し、火傷のリスクを最小化しつつも脱毛効果を最大化できる技術をもった施術者であるかどうかも、必要な施術回数に直結します。
ヒゲが濃い人ほど、破壊しなければならない発毛組織の数が多くなります。
さらに、ヒゲが密集している度合いも高くなるため、火傷を防ぐために出力を下げる必要があり、1回で脱毛できるヒゲの割合が限られます。
そのため、ヒゲが薄い人に比べてどうしても回数が多く必要になります。
ヒゲ脱毛の回数は個人差がありますが、できるだけ少ない回数で効果を実感するために実践できるポイントがあります。
具体的にはクリニック選び、施術を受けるタイミングや日常の肌ケアなどが挙げられます。
ヒゲ脱毛では、脱毛機の種類も効果に大きく影響します。
根深いヒゲに特に有効なのは「熱破壊式ヤグレーザー」です。
毎回ヤグレーザーで施術できるクリニックを選ぶと、少ない回数でも効果を実感しやすくなります。
1回の施術でできるだけ多くの毛を処理するためには、ヒゲが十分に生え揃ってから施術を受けることが重要です。
生え揃っていない状態で照射しても、レーザーが作用する毛の数が少なく、効率が下がってしまうためです。
医療脱毛では回数を重ねるごとに毛量が減るため、生え揃うまでの期間が徐々に長くなる点にも注意しましょう。
一般的には、4回目までは6〜8週間間隔で照射することが推奨されます。
4回目以降は、自分で生え揃いを確認してから予約すると効率的です。
脱毛効果をしっかり得るためには、肌のコンディションを整えておくことが大切です。
肌トラブルがあると、その箇所の照射を避けたり、出力を下げたりせざるを得ず、効果を十分に得られません。
また、日焼けは特に避ける必要があります。
レーザーは黒いものに反応するため、日焼けした肌に照射すると火傷のリスクが高まります。
さらに、肌がレーザーのエネルギーを吸収してしまうため、毛に十分なエネルギーが届きにくくなり、脱毛効果も低下します。
日頃からスキンケアを行い、日焼けを避けて肌の状態を整えておくことで、施術の効果を最大化できます。
できるだけ回数を抑えてヒゲ脱毛の効果を実感したい方には、メンズリゼのヒゲ医療脱毛がおすすめです。
メンズリゼでは、ヒゲに特に有効な熱破壊式ヤグレーザーで毎回照射します(※)。
加えて、開院から10年以上の実績で培ったノウハウにより、火傷リスクを抑えつつ効果を追求できる施術方法をスタッフが習得しています。
また、コースの有効期限を5年と長く設定しているので、ヒゲが十分に生え揃うまで焦らず通うことができ、施術の効果を最大限に引き出せます。
コース途中で満足した場合でも、残り回数分の料金が返金される「特別返金保証」があるので安心です。
「ヒゲ脱毛の回数は抑えたいけど、効果も妥協したくない」という方は、ぜひ一度無料カウンセリングでご相談ください。
※提携院は、脱毛機の種類が一部異なります。詳しくはご希望のクリニックにお問い合わせください。
※機械の故障など有事の場合は、異なる脱毛機を使用する場合がございます。
監修者:赤岩 優妃
リゼクリニック リード ドクター
■略歴
東京女子医科大学医学部医学科卒業後、名古屋市立大学病院附属西部医療センター勤務。JA愛知厚生連足助病院、名古屋市立大学病院勤務を経て、湘南美容クリニック(SBC)に入職。「湘南美容クリニック名古屋駅本院」に立ち上げ時から所属し、美容外科医として歴任。
2023年7月に「SBCグループ」傘下にリゼクリニックが参画後、その翌年8月1日より「湘南美容クリニック新宿本院」に所属異動、並びに「リゼクリニック」のリードドクターとして兼任、現在に至る。
■所属学会
日本美容外科学会会員・日本医師会認定産業医・ジュビダームビスタ認定医・厚生労働省指定オンライン診療研修修了医・アメリカ心臓協会ACLSプロバイダー