埋没毛ができると、ピンセットや針で取り出したくなる方も多いのではないでしょうか。
しかし、自己処理は肌トラブルを引き起こす原因となるため注意が必要です。
本記事では、埋没毛の正しい対処方法や原因、予防法についてわかりやすく解説します。

「今すぐ埋没毛をなんとかしたい」「すぐに取り出したい」という場合は、自分で無理に触らず、まずは皮膚科を受診しましょう。
ピンセットや針を使って自分で無理に取り出そうとすると、皮膚を傷つけてしまい、かえって悪化する可能性があります。
特に、赤みや腫れが強い・痛みがある・膿が出ているといった症状がある場合は、毛嚢炎や粉瘤が炎症性粉瘤に発展している可能性があります。皮膚科では、肌状態を確認したうえで安全に処置を行ったり、炎症を抑える薬を処方してもらうことができます。
自分で埋没毛を取り出すのがNGな理由は、以下の通りです。
・皮膚を傷つけ、炎症や化膿を引き起こす
・細菌が入り込み、赤みや腫れが悪化する
・色素沈着による黒ずみが残る
・傷跡になる可能性がある
・毛穴が傷つき、埋没毛を繰り返しやすくなる
特に、針で皮膚をほじったり、ピンセットで強引に抜こうとすると、毛穴周辺へのダメージが大きくなります。
埋没毛は、無理に取り出そうとするほど悪化しやすくなります。自己判断で触らず、状態に応じた正しい方法で対処することが大切です。
埋没毛ができた場合、最もおすすめなのは無理に取り出そうとせず、肌のターンオーバーによって自然に改善するのを待つことです。
埋没毛は、毛が皮膚の下に埋まっている状態のため、無理に触ったり押し出そうとすると、炎症や色素沈着、傷跡などの肌トラブルにつながる可能性があります。
そのため、まずは肌環境を整えながら、毛が自然に外へ出てくる状態を目指すことが大切です。
ここでは、埋没毛が自然に改善する仕組みや、ターンオーバーを整えるポイントについて解説します。

ターンオーバーとは、古い角質が自然にはがれ落ち、新しい皮膚へと生まれ変わるサイクルのことを指します。
この働きによって毛穴の詰まりが徐々に解消され、皮膚の下に埋まっていた毛が外に出てくることがあります。
一般的にターンオーバーの周期は約28日といわれていますが、20代後半以降は徐々に遅くなり、30代では40日前後、40代では50日以上かかる場合もあります。
そのため、埋没毛が改善するまでには数日で出てくることもあれば、数週間ほど時間がかかるケースもあります。
ターンオーバーを整えるためには、まず肌を清潔に保ち、日常的に化粧水や保湿剤で肌をやわらかく保つことを意識しましょう。
また、肌の状態に応じてやさしいピーリングや角質ケアを取り入れることで、古い角質をやわらかくすることも有効です。
ターンオーバーが整うことにより、毛が外に出やすい環境が生まれます。
ただし、強くこすったり頻繁にピーリングを行いすぎると、かえって肌を傷つけてしまい、埋没毛を悪化させる原因になります。
無理に触ったり押し出そうとすることも避け、あくまで「整えるケア」にとどめることが重要です。
焦らず、肌の回復を待つようにしましょう。
埋没毛は、見た目や状態によっていくつかのパターンがあります。
ご自身の状態と照らし合わせながら確認してみてください。

【毛が渦巻いて埋まる】
毛が皮膚の下で丸まり、外に出られず埋まっている状態です。
触るとブツブツとした感触があることもあります。
【毛の芯が黒く見える】
皮膚の下にある毛が透けて見え、黒い点のように見える状態です。
見た目が気になりやすいのが特徴です。
【炎症を起こし膿が見える】
毛穴に細菌が入り、赤みや腫れ、膿を伴う状態です。
痛みが出ることもあり、悪化しているサインといえます。
【毛穴周辺が黒ずむ】
炎症や刺激が繰り返されることで色素沈着が起こり、毛穴周辺が黒ずんで見える状態です。
跡として残ることもあります。
埋没毛は、毛が皮膚の外に出られず、皮膚の中で成長してしまうことで起こります。
主な原因は以下の通りです。
埋没毛になる原因
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カミソリによる |
乾燥 |
角質の蓄積 |
間違った |
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肌を傷つけ、 |
肌が固くなり、 |
古い角質が |
毛抜きやワックス |
カミソリなどによる肌ダメージや乾燥、古い角質の蓄積によって毛穴がふさがれると、毛は外に出ることができなくなります。
また、毛抜きなどの自己処理によって毛の生える方向が乱れると、毛が途中で曲がり、そのまま皮膚の中に埋もれてしまうこともあります。
このように、日常的なスキンケアや自己処理の影響によって、毛が正常に外へ伸びられなくなることで埋没毛が発生します。
埋没毛は一度できると繰り返しやすいため、日頃からのケアによって予防・再発防止を意識することが大切です。
日常的なスキンケア、自己処理の方法を見直すことで、埋没毛ができにくい状態をつくることができます。
埋没毛を防ぐためには、まず自己処理の方法を見直すことが重要です。
カミソリは肌へのダメージが大きく、毛穴周辺に負担をかけやすいため、埋没毛の原因になりやすい傾向があります。
そのため、電動シェーバーなど肌への負担が少ない方法に切り替えることがおすすめです。
また、深剃りしすぎると、毛が皮膚の下に入り込みやすくなり、埋没毛の原因になることがあります。
そのため、肌に強く押し当てたり、何度も同じ箇所を剃るなどの深剃りは避け、やさしく剃ることを意識しましょう。
肌の乾燥は、埋没毛の原因の一つです。乾燥すると肌の水分量が低下し、角質が硬くなることで毛が外に出にくい状態になります。
さらに、乾燥によってターンオーバーが乱れると、古い角質が肌表面に残りやすくなり、毛穴をふさいでしまう原因にもなります。
こうした状態を防ぐためには、適切な保湿ケアによって肌環境を整えることが重要です。
具体的なケア方法については、「ターンオーバーを整えるポイント」でご紹介している内容を参考にしてください。
肌のうるおいを保つことで角質がやわらかくなり、毛がスムーズに外へ出やすくなります。また、毛穴の詰まり予防にもつながり、埋没毛の発生リスクを抑えることができます。
埋没毛を根本的に改善したい場合は、医療脱毛が有効な選択肢です。
埋没毛は、毛が皮膚の外に出られず、皮膚の中で成長してしまうことで起こります。そのため、医療脱毛で毛そのものを減らしていくことで、埋没毛ができる原因自体を減らすことができます。
また、毛量が減ることで自己処理の回数も大幅に減少します。カミソリによる肌ダメージや毛穴への負担、乾燥なども起こりにくくなるため、埋没毛の予防・再発防止にもつながります。
繰り返し埋没毛に悩んでいる方にとって、医療脱毛は一時的な対処ではなく、根本的な改善を目指せる方法といえるでしょう。
埋没毛を繰り返さないためには、原因となる自己処理の回数を減らし、肌への負担を抑えることが重要です。その方法の一つとして、医療脱毛があります。
メンズリゼでは、埋没毛がある場合でも、まずは無料カウンセリングで肌状態を確認し、医師の診察のもと施術が可能かどうかを判断しています。
毛が完全に埋まっている場合や炎症がある場合は、火傷などのリスクを避けるため、無理に照射は行っていません。メンズリゼでは、安全性を最優先に考え、基本的にはターンオーバーによって埋没毛が改善してから施術を行うことをおすすめしています。
また、カウンセリングでは、
・保湿によって肌環境を整える
・やさしい角質ケアでターンオーバーを整える
・自己処理による肌ダメージを減らす
など、埋没毛を悪化させないためのケア方法についてもご案内しています。
医療脱毛によって自己処理の回数が減ると、カミソリによる肌ダメージや毛穴への負担も軽減され、結果として埋没毛の予防・再発防止にもつながります。
繰り返し埋没毛に悩んでいる方は、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。
本記事では、埋没毛の取り出し方や原因、正しい対処法・予防法について解説しました。重要なポイントを以下にまとめます。
・埋没毛は無理に取り出すと、炎症や色素沈着などの肌トラブルにつながるためNG
・軽度の場合は肌のターンオーバーを待ち、悪化している場合は皮膚科を受診する
・自己処理の方法を見直し、保湿などのケアを行うことで予防・再発防止につながる
・繰り返し悩む場合は、医療脱毛による根本的な改善も有効な選択肢
埋没毛は正しい対処と日々のケアによって改善・予防が可能です。無理な自己処理は避け、自分の状態に合った方法で対策を行いましょう。
監修者:間中 哲
メンズリゼ町田 院長
■経歴
1999年 聖マリアンナ医科大学 卒業
1999年 聖マリアンナ医科大学病院 勤務
2002年 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 勤務
2004年 大和徳洲会病院 勤務
2011年 渕野辺総合病院 勤務
2018年 リゼクリニック大宮院 院長
2019年 リゼクリニック町田院 院長